我が家は子どもが小学校にあがるタイミングでようやく車の購入を検討し出してやっと購入したぐらいで、子どもが小さな頃は車を持たない暮らしをしていました。
都市部とは言え、7割程度のご家庭で車を所有していて、「不便じゃない?」と聞かれたこともあるのですが、正直言ってないならないでそこまで不便ではありませんでした。

それよりも、車の維持費の平均である年間50万円が浮く、という点が我が家にとってはメリットに感じていました。
夫も私も車に興味がない事も、マイカーなし生活に大きく影響しています。
車より自転車で季節を感じながら走るのが好きなんですよ。(変わってますかね…)
子どもを自転車の後部座席に乗せられるのは6歳未満まで。
自転車のチャイルドシートに乗せられなくなるタイミングでマイカーを購入しましたが、それ以前はそれほど不便もなく過ごしていました。
この記事では、車ナシ生活のメリットやデメリットをまとめます。
目次
都心でなくても利便性の高い都市部ならマイカーは必要ない
利便性の高い都市部では、車の所持は必須ではないと感じています。
なぜなら我が家は、
- 駅までそんなに遠くない。
- 電車が5分に1本のペースで来る。
- 徒歩圏内に必要な施設などが全て揃っている。
こんな環境だからです。
駅から8分、5分に1本電車が来ると車の必要性を感じない
我が家は駅から徒歩約8分ぐらいの場所にあって、沿線の電車はほぼ5分以内に次の電車が来るんです。
そうなると、電車での暮らしに不便さを感じる事はまずありません。
駅まで10分と言うと遠く感じる方もいると思いますが、「程よい運動」という距離で、日ごろ運動をしない私にとってはちょうど良く、普段ジョギングをする夫にとっては何ていう事ない距離。
駅に着けばすぐに電車に乗れるので、ストレスなくスムーズに目的地に着けます。
必要な施設はほぼ駅周辺に
駅に近付けば、スーパーマーケットはもちろん、ドラッグストアや郵便局・銀行・クリニック・コンビニだけでなく、役所の出張所もあります。
車でわざわざ出かけるまでもなく、ちょっと散歩がてらに所用を済ませることが出来るのです。
交通機関がない場所へは自転車が便利
大きめの公園やレジャー施設などへは、電動アシスト付き子ども乗せ自転車で行きます。
後ろに子どもを乗せて最長11キロぐらいの場所まで行けますね。
確かに少し疲れますけど、子どもと一緒に暑い夏も寒い冬も風に吹かれて自転車で移動するという経験は、小さなうちしか出来ないですし、
「お花が綺麗だね!」とパッと止まったり、「飛行機が飛んでる!」と言われれば自転車を停めて一緒に見上げたりといった思い出は本当に楽しい思い出として残っています。
車がなくて不便なのはどんなとき?
逆に、車がなくて不便な時はこんな時です。
雨や雷雨、雪などの悪天候の日は不便
やっぱり1番は雨や雷雨・雪などの悪天候の日に、どうしても子どもを連れて出掛けなくてはならない時ですね。
傘やレインコートを着せるにせよ持っていくにせよ、荷物が倍に増えますし…
抱っこ紐の時は足元が見づらく、滑らないように全身に力が入っちゃって疲れますし、子どもが歩くようになったら今度は「子どもが滑らないように手を繋ぎながら濡れないようにする」というなかなか難易度の高い事をやってのけないといけません。
雨の日に出掛けなくていいのならそれに越したことはないですけど、「どうしても」という時は大変。
重い荷物やかさばるものを買いたい時
次に、重い物やかさばるものを買いたい時は、車があったら便利ですよね。
我が家は重い物・嵩張るものは基本的にネットで購入するか、ホームセンターの配送を頼んでしまいますので、さほど不便とは感じなかったんですけどね。
子ども乗せ自転車に乗れない年齢になった時
子ども乗せ自転車に乗せられるのは、実は6歳未満まで。
つまり年長さん頃には、子ども乗せ自転車の後ろに乗せるのはNGという事になりますね。
でも習い事を年中さんのうちから始め、卒園ころにはいくつかの習い事を掛け持ちするご家庭も多く、6歳になってからの習い事の送迎に自転車が使えないのはなかなか不便なんですよ。
早いうちに自分で自転車に乗れるようになった子は、習い事に自分で自転車を運転して来ていますが、この辺は子どもによって交通ルールの認識も違いますからね…
車ナシ生活、こんな点を工夫していました
車ナシ生活を送っていて、不便に感じる点を、我が家ではこう工夫していました。
買い物はAmazonなどネットを上手に活用
重い物やかさばるものは、基本的にAmazonで買い物をしちゃいます。
プライム会員になれば月500円、年額なら4,900円で送料が無料になる事は皆さんご存知だとは思いますが、
実店舗との価格を比較しても高い事は稀で、むしろまとめ買い特典や定期おトク便の15%オフを利用すれば、プライム会員料金はあっという間にペイ出来るレベルなんです。
お店に買いに行き、重いものを運ぶ手間や時間を考えると、本当に楽です。
雨の日はネットスーパーを利用、無駄なついで買いが減り節約にも一役
「明日はスーパーに買い物に行かなくちゃ…」という時に雨の予報が出ていたら、ネットスーパーを使います。
雨の日に子どもを連れて買い物に行くのって、本当に消耗するんですよね…
視界も悪くて危ないし、子どもがアレかってこれ買ってとごねたりする事を考えただけでもうんざり。
ネットスーパーは確かに「地域の底値」とは言えませんけど、地域の底値で買おうとしてスーパーでついで買いが増えてしまうよりも、逆にネットスーパーの方が冷静に選べるので、結果的に節約になりますからね。
雨の日や悪天候の日は、無理な予定を組まずのんびり過ごす
雨の日や悪天候の日は、無理に予定を入れない事にしています。
もちろん雨の日でも外に出掛けた方が楽!という方もいるとは思いますのでその辺は人それぞれかなと思いますが、私は元がインドアなタイプなので、雨の日は外に出るとしたら庭や近くのショッピングモールなど、安全な場所にしか行きません。
そんな状態で子育てを6年間してきましたけど、特に問題もなくストレスなく過ごしています。
車を持たない生活、旅行や帰省はレンタカーを利用、年間の費用は
車を持たない生活をしていた我が家ですが、旅行や帰省の時にはレンタカーを使っています。
旅行や帰省の時だけではなく、子どもが大きくなるにつれてサッカーの試合などでも借りる事が多くなってきました。
我が家では年間約10万円程度、レンタカー代として使っています。
10万円というと、かなりの金額を使っているように感じますが…

車の年間維持費は約50万円と言われていますので、それに比べると年間で40万円浮く事になります。
マイカーを財産とみるか、移動手段の1つとみるかは人それぞれですが、週末に乗るだけの物に年間50万円を使う事は、我が家にとっては負担が大きいんです。
車の必要性を感じず、マイカーを持たない暮らししてました「不便は雨や雪、悪天候の日ぐらい」さいごに
我が家は子どもが産まれてから自転車の後部座席に乗せられなくなるまでマイカーを購入せず、公共の交通機関と電動自転車で生活をしてきました。
年間40万円を6年と考えると240万円浮いている計算になります。
大きな金額ですよね…
都市部では必ずしも子育てにマイカーが必須ではありません。
子どもを自転車の後部座席に乗せて出掛けられるのは、子どもが小さなうちのほんの数年なので、我が家にとっては自転車でのお出掛けがかけがえのない思い出になっています。
▼子どもを自転車の後部座席に乗せられない年齢になったのでマイカーを購入しました。